旭化成株式会社は商品科学研究所跡地(大阪府高槻市)から指定基準を超える汚染物質が検出されたことを発表しました。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2008/ze090331.html
商品科学研究所は1953年に設立され、滋賀県守山市のせんい先端技術センターへの移転に伴い昨年9月に閉鎖。同社は10月より土壌汚染状況調査を行ってきました。
その結果、土壌からテトラクロロエチレンが0.011〜330mg/l検出されました。最高で基準値の約3万3千倍という数値です。地下水からもテトラクロロエチレンが0.012〜0.45mg/l検出されました(基準値は0.01以下)。
繊維製品のドライクリーニング試験に使用していたものが、排水溝等から漏れたものと考えているとしています。
同社では土壌浄化計画書を作成し、汚染土壌・地下水の浄化工事を速やかに開始するとしています。