2010年9月24日

8月のチェーンストア販売、衣料品0.6%減

日本チェーンストア協会が8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会 員企業数62社 (店舗数7,853店)の販売データをまとめたもので、概況としては、生活者の節約志向が続く中で、全国的な記録的猛暑により盛夏商品の動きが良かったものの秋物商品の動きが鈍く、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は1.1%のマイナス(21ヵ月連続)となった。商品別には、食品では飲料、アイスクリーム、麺類、ビール類、スイカ、衣料品では機能性肌着、水着、住関品では扇風機、エアコンの動きが良かった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は935億9,725万円 で、前年同月0.6%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  154億8,744万円(前年比増減なし)
婦人衣料  288億705万円(前年比1.3%減)
その他衣料 493億276万円(前年比0.3%減)

紳士衣料は、スラックス、フォーマル、Tシャツ、ショートパンツは好調だが、パンツ、ネクタイは不調。
婦人衣料は、ジャケット、フォーマル、ブラウスシャツ、セーター、パンツは好調だが、スーツ、スカートは不調。
その他衣料・洋品は、機能性肌着、水着は好調だが、パジャマ、ソックスは不調。パラソル、帽子は好調だが、レイングッズの動きは鈍かった。