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調査対象百貨店92社263店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,346億円、前年同月比で3.2%の減少でした。30カ月連続で前年同月比マイナスとなりました。
8月の売上の特徴としては、
観測史上最高を記録した猛暑の影響により、ファッションを中心に秋物商材の動きが鈍かったが、その一方で、UV対策アイテムや盛夏物セール品の需要が活性化し、売上を下支えする要素となった。また、急激な円高・株安傾向が進む中、景気の先行き懸念や逆資産効果の影響で、宝飾品や輸入雑貨など高額品が低調に推移したこともあり、最終的には、ほぼ前年並みに回復した前月から、減少幅が若干広がる結果となった。と分析しています。
衣料品を見てみると、売上高は1,310億590万8千円で、前年同月比5.2%減でした。衣料品は38カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
- 紳士服・洋品 225億5,079万5千円 (前年比3.5%減)
- 婦人服・洋品 879億8,447万6千円 (前年比4.6%減)
- 子供服・洋品 85億228万1千円 (前年比7.0%減)
- その他衣料品 119億6,835万6千円 (前年10.5%減)