2010年10月30日

白洋舍が第3四半期決算を発表

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成22年12月期第3四半期の連結業績(平成22年1月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/02.html

それによると、
  • 売上高    330億7,400万円(前年同期比3.2%減)
  • 営業利益    5億1,000万円(同31.1%減)
  • 経常利益    5億800万円(同33.2%減)
  • 四半期純利益  1億5,700万円(同38.4%減)
でした。

第3四半期連結会計期間(平成22年7月1日から9月30日)の業績を事業セグメント別にみると、

ク リーニング事業は、長引く景気の低迷や厳しい雇用情勢を受けて、消費者の節約志向が高まり、クリーニング需要が長期的に低迷。当四半期の8月は、平均気温が戦後最高を更新するという猛暑の影響を受け、来店客数が伸び悩み売上面では大変苦戦したとのこと。
新たなアイテムとして「汗すっきり加工」を導入し、お客様満足度の向上に取り組むとともに、社内資格取得推進による、工場技術者やカウンタースタッフ等のスキルアップに力を入れ、トータル品質の向上にも力を入れてきたとしています。
以上の結果、売上高は56億6,600万円(前年同四半期比2.2%減)、営業損失は9,100万円(前年同四半期は営業損失500万円)でした。

レンタル事業のうち、リネンサプライ部門は、取引先の廃業・値引要請、海外からの宿泊客の減少、ユニフォーム部門では、得意先の事業縮小や人員削減などの減収要因がありましたが、子会社における関西地区のホテルリネン増加等の営業努力により若干の増収でした。一方、費用面ではユニフォーム部門で大口得意の契約更新に伴うリネン償却負担の増加などのコスト増大要因があったものの、生産部門を中心とした経費削減に努めた結果、トータルで費用削減につながり増益でした。
ケミサプライ部門はより一層の低価格競争と得意先のコスト削減などの影響から、厳しい事業環境が
続いたとしています。
以上の結果、売上高は48億3,300万円(前年同四半期比0.2%増)、営業利益は2億2,700万円(前年同四半期比11.8%増)でした。