日本チェーンストア協会が9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数62社 (店舗数7,865店)の販売データをまとめたもので、概況としては、生活者の節約志向が続く中で、全国的な記録的残暑により、夏物商品の動きは良かったものの、秋物商品の動きが鈍く、総販売額の前年同月比は0.3%のマイナス(22ヵ月連続)となった。部門別には、食料品は飲料、アイスクリーム、惣菜、野菜、果物の動きが良く、20か月ぶりのプラスとなった。衣料品は秋物衣料の動きが鈍くマイナス、住関品はタバコの増税前の駆け込み需要から日用雑貨品が12カ月ぶりにプラスとなったものの家具の動きが鈍かったこと等からマイナスとなった、と分析しています。
衣料品を見てみると、販売金額は877億1,064万円 で、前年同月5.6%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料 147億6,410万円(前年比10.5%減)
婦人衣料 268億8,367万円(前年比8.0%減)
その他衣料 460億6,287万円(前年比2.3%減)
紳士衣料は、Tシャツは好調だが、ジャケット、ネクタイ、秋物のシャツは不調。
婦人衣料は、フォーマル、ブラウスシャツは好調だが、ジャケット、スカートは不調。
その他衣料・洋品は、肌着は好調だが、パジャマ、ソックス、子供衣料は不調。帽子、パラソルの動きは良かった。