日本チェーンストア協会が6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数57社
(店舗数7,810店)の販売データをまとめたもので、概況としては、6月では異例となる台風4号の上陸、全国各地で大雨等の天候不順、気温が低かったこと等の影響を受けた。衣料品は気温が上昇しなかったために夏物商品の動きが鈍かった、と分析しています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,131億4,805万円で、前年同月7.0%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料 250億6,744万円(前年比2.7%減)
婦人衣料 327億5,711万円(前年比7.4%減)
その他衣料 553億2,350万円(前年比8.6%減)
紳士衣料は、ドレスシャツ等のクールビズ商品、ショートパンツ、Tシャツなど夏物商品が苦戦して、紳士衣料はマイナスとなった。父の日関連商品では、半袖カジュアルシャツ、半袖ポロシャツが好調であった。
婦人衣料は、夏物商品の動きが低調となって婦人衣料はマイナスとなった。夏物ではカジュアル衣料のカットソー、Tシャツ、スカート、シャツが不調であった。ワンピース、薄手のニット、ホームウェアは好調に推移した。UVケア商品の動きも鈍かった。
その他衣料・洋品は、昨年好調であった機能性肌着は不調となり、その他衣料・洋品全体でマイナスとなった。男児・女児パジャマ、ショートパンツ、女児ワンピースも苦戦した。スクール水着、浴衣の動きは良かった。