2013年2月19日

白洋舍、売上高444億円

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成24年12月期の連結業績(平成24年1月1日から12月31日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高  :444億500万円(前年同期比3.8%増)
  • 営業利益 :7億3,100万円(同95.1%増)
  • 経常利益 :8億1,300万円(同191.7%増)
  • 当期純利益:4億2,400万円(−)
でした。

決算短信によると、事業セグメント別の状況は次のとおり。

ク リーニング事業では、新たな取り組みとして「ふとん」「じゅうたん」の防ダニ加工の取り扱いを開始するとともに、ホームページ等で保管付宅配クリーニング「安心クローク」の受付を実施。
また、クールビズへの対応策として「ランドリー全品抗菌防臭処理」や「汗すっきり加工・折目加工のお試しキャンペーン」、「ブーツ・靴クリーニング10%off」等を実施しました。
これらの結果、クリーニング事業の売上高は227億4,900万円(前年比0.8%増)、セグメント利益(営業利益)は8億2,600万円(同7.7%増)でした。

レンタル事業では、リネンサプライ部門は、一部リゾート系宿泊施設が海外からの旅行客の減少による影響を受けたものの、都市部高級ホテル等の稼働は震災後の大幅な低下から回復し、おおむね順調に推移。
ユニフォームレンタル部門については、工場・コンビニエンスストア等の取り扱い数量に増加傾向が見られたほか、ISO22000認証取得により、食品関連企業との新規取引が増加しました。
その結果、売上高は165億7,500万円(前年比6.0%増)、セグメント利益(営業利益)は8億9,800万円(同56.2%増)でした。

平成25年度は、クリーニング事業においては、マーケット変化に対応した新店舗の開発や新たなるサービスメニューの開発・提供に取り組み、レンタル事業においては、新規開業ホテルや食品関連企業との取引拡充等へ注力するとともに、生産部門での効率化を推進するとしています。
通期における連結業績見通しは売上高445億円、経常利益8億5,000万円、当期純利益4億8,000万円を見込んでいるとのこと。