グローバルタスクフォース株式会社(本社東京、山中英嗣社長)は「未上場ニッチ支援プロジェクト」の審査結果を発表。株式会社トゥトゥモロウ(本社福岡市、坂田知裕社長)が「未上場ニッチトップ特別賞」を受賞しました。
http://www.atpress.ne.jp/view/33407
同プロジェクトは、国内潜在的優良未上場企業の発掘と成長支援を目的に昨年11月に募集を行い、103社が応募。審査の結果、「未上場ニッチトップ大賞」は該当無しでしたが、審査員の推薦により株式会社トゥトゥモロウが特別賞を受賞しました。
同社は、業界で最初にITを活用した受発注管理システムを導入することで家内制手工業的なクリーニング店の業務の標準化を進めたことをはじめ、当初より宅配という消費者の利便性を第一にサービスを提供。
また、「匠抜き」といった特殊染み抜きや色付けと呼ばれる脱色→染色を行うことで通常の染み抜きでも取れないシミを再生させる技術の開発、および職人育成のための啓もう活動を業界の技術維持向上のために進めてきました。
更に、自社の事業ドメインを「ファッションのメインテナンス事業」と捉え、衣類の洗浄のみならず、前述の色付け再生、都内百貨店との連携により、高級ブランドファッションのメインテナンス(クリーニング、香りづけ、保管)を百貨店店舗で提供できるような試みも行っています。
同社の今後のチャレンジは、下記の4です。
(1):市場縮小が続く国内クリーニング市場において、店舗型の縮小をリプレースし、宅配比率を上げていくこと
(2):(1)により、安定した取次店舗 − 工場ネットワークを構築すること
(3):(2)の構築によって現在きわめて小さい宅配クリーニングの顧客資産規模を拡大すること(市場啓蒙含)
(4):(3)の拡大された顧客対象に対し、新たな「付加サービス」を提供していくこと。