日本チェーンストア協会が平成27年3月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数60社(店舗数9,390店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆978億5,331万円(前年同月比8.6%減)でした。
概況としては、3月は、食料品は、畜産品などは好調に推移したが、その他食品が特需の影響を受け苦戦し、衣料品、住関品でも駆け込み需要のあった商品群が不調となったことで全般的に苦戦したことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、12カ月連続のマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,059億8,030万円で、前年同月比13.3%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料 193億4,528万円(前年比16.9%減)
婦人衣料 339億3,317万円(前年比12.4%減)
その他衣料 527億185万円(前年比12.5%減)
紳士衣料は、ドレスシャツ、長袖ポロシャツ、シニア向けジャケットなどの動きは良かったが、スーツ、パンツ・スラックス、アウターなどは不調に終わった。
婦人衣料は、トップス、パンツ・スカートなどの動きは良かったものの、フォーマル、ジャケット、ブラウス・シャツなどは苦戦した。
その他衣料・洋品は、子供服、子供用キャラクター関連衣料、子供靴、紳士装飾などの動きは良かったが、紳士・婦人肌着、婦人パジャマ、ソックスなどは不調に終わった。