2015年7月22日

6月のチェーンストア販売、衣料品6.7%減

日本チェーンストア協会が平成27年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数59社(店舗数9,370店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆699億5,432万円(前年同月比0.3%増)でした。
概況としては6月は、食料品は相場高の影響があった農産品や惣菜などが好調に推移し、衣料品、住関品は、気温低下の影響を受けた季節商品を中心に苦戦したが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は3カ月連続のプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は998億4,728万円で、前年同月比6.7%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  219億4,128万円(前年比9.8%減)
婦人衣料  286億3,168万円(前年比8.9%減)
その他衣料 492億7,432万円(前年比3.9%減)

紳士衣料は、長袖カッターシャツ、カジュアルジャケット、ポロシャツなどの動きは良かったが、スーツ、スラックス、半袖カッターシャツ、ショートパンツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、スーツ、ジャケット、ブラウス、カーディガンなどの動きは良かったものの、カットレングスパンツ、チュニック、カジュアルシャツなどは不調。
その他衣料・洋品は、婦人・子供レイングッズなどは好調だったが、紳士・婦人肌着、紳士・子供ナイトウェア、ベビーウェア、帽子や日傘などの季節商材も不調に終わった。