2019年1月23日

12月のチェーンストア販売、衣料品4.7%減

日本チェーンストア協会が平成30年12月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数58社(店舗数10,447店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆2,941億3,274万円(前年比0.7%減)でした。
概況として、12月は食料品は農産品が相場安の影響を受け苦戦、衣料品、住関品は月の前半比較的気温が高めで季節商品を中心に動きが鈍かったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は969億3,260万円で、前年同月比4.7%減でした。
部門別では、
紳士衣料  189億3,747万円(前年比9.2%減)
婦人衣料  228億9,320万円(前年比8.7%減)
その他衣料 551億193万円(前年比1.2%減)

紳士衣料は、ジャケット、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、カジュアルシャツなどの動きは良かったが、コート、スーツ、セーター、アウターなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、マニッシュスーツ、就活スーツ、セーター、裏ボアパンツなどの動きは良かったが、フォーマル、ジャケットコート、ニット、ボトム、レギンスなどは苦戦した。
その他衣料・洋品は、紳士リラクシング、婦人パジャマ、婦人インナー、女児ジャンパースカートワンピース、婦人バッグ、子供用手袋・マフラー、レイングッズなどの動きは良かったものの、紳士肌着、男児・女児中綿ジャケット、男児ロングパンツ、紳士冬物靴下、婦人ブーツなどの動きは鈍かった。