2021年10月26日

9月の百貨店売上、衣料品5.6%減

日本百貨店協会が2021年9月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店73社190店のデータをまとめたもので、売上高総額は約3,188億円、前年同月比で4.3%減。2カ月連続のマイナスとなりました。
9月の特徴としては、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置による主要顧客の外出自粛などが影響。厳しい商況の中、巣ごもり需要と高額品は引き続き好調だった他、各社が実施した外商催事や組織顧客向け施策などが業績を下支えした。衣料品はビジネス関連が厳しいものの、一部秋物商材やコート、ジャケット、セーターなどが動いた、としています。

衣料品を見てみると、売上高は848億4,097万9千円で、前年同月比5.6%減。2カ月連続のマイナスでした。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 164億9,385万2千円 (前年比5.9%減)
  • 婦人服・洋品 568億2,345万4千円 (前年比4.1%減)
  • 子供服・洋品 53億9,905万5千円 (前年比15.7%減)
  • その他衣料品 61億2,461万8千円 (前年比7.4%減)
となっています。