株式会社マルヨシ(本社鈴鹿市)が旧クリーニング工場(鈴鹿市算所)の閉鎖に伴い、土壌汚染対策法の規定に基づく土壌汚染状況調査をしたところ、テトラクロロエチレン等で土壌溶出量と地下水での基準超過が確認されました。土壌溶出量は最大でテトラクロロエチレンが10mg/L(基準値の1,000倍)、トリクロロエチレンが0.017mg/L(同1.7倍)。
旧工場ではテトラクロロエチレンをドライクリーニングの溶剤として平成4年頃まで使用しており、何らかの理由で漏洩した可能性が考えられるとしています。
周辺に飲用井戸はなく、飲用井戸以外の雑用井戸等4カ所の水質分析を行ったところ、いずれもテトラクロロエチレン等は不検出でした。旧工場敷地の土壌について、今後掘削除去等により浄化対策を行う予定とのこと。