2024年1月15日

液状化で被害、新潟市のクリーニング工場

能登半島地震の液状化により新潟市西区のクリーニング工場では、床に複数の亀裂が入るなど大きな影響が出ていると、NHK新潟NEWS WEBが伝えています。

新潟市西区で企業や高齢者施設の衣類などのクリーニングを行う工場では壁や床に複数の亀裂が入り最大10cm程度の段差ができたため、タオルをたたむ機械はその下に木材を置くなどして水平を保つようにしているということです。
雨が降ると壁や床にできた亀裂から水がしみ出してくるため、布を敷き詰めて防ぐなど応急処置をしていました。
また、工場の裏には資材を保管する小屋がありましたが地震のあと、地面が沈んだり土砂が吹き出したりしたことから解体することになったそうで、これらの修理にかかる費用は2,000万円以上になるとのこと。県によると地震の被害を受けた企業向けの支援は現在、修理費などの融資制度のみになっているということです。