2009年2月14日

洗濯用ロボットの開発推進

NEDO技術開発機構は「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」の対象ロボットを18体から6体に絞り込み、重点推進することを決めたと発表しました。

このプロジェクトは、製造現場や病院などの公共施設、被災地や建設現場等で活躍することが期待されている実用的なロボットを開発するというもの。ステージゲート制度(絞り込み評価)を導入し、通過した事業者は事業化を意識した研究開発を推進し、2015年頃の実用化を目指します。
http://app3.infoc.nedo.go.jp/informations/koubo/press/EP/nedopress.2009-02-12.9584337129/


このうちサービスロボット分野で選定されたのが「片付け作業用マニピュレーションRTシステム」。
乱雑に積層された洗濯物ハンドリングシステムの研究開発で、香川大学、株式会社プレックス、宝田電産株式会社、香川県産業技術センター、財団法人四国産業・技術振興センターが実施者となっています。

このシステムの潜在的ニーズはリネンサプライ工場における「労働力不足の解消」「洗濯物投入工程の自動化」で、「3次元知覚システム」「柔軟物ハンドリングシステムの開発」の技術を用いたもの。
「洗濯ラインの自動化により、労働力不足に対処」する見通しを持っています。