2010年7月23日

6月のチェーンストア販売、衣料品1.5%増

日本チェーンストア協会が6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数62社 (店舗数7,859店)の販売データをまとめたもので、概況としては、厳しい雇用・所得環境並びに先行き不安感を背景とする生活者の生活防衛意識や低価格志向から総じて苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は19ヵ月連続のマイナスとなった。このような中で、気温が高かったことや販促効果により衣料品が54ヵ月ぶりのプラスとなったことから総販売額のマイナス幅は3.9ポイント縮小した、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,164億1,640万円 で、前年同月1.5%の増加でした。
部門別では、
紳士衣料  240億8,519万円(前年比2.4%増)
婦人衣料  337億8,020万円(前年比5.2%増)
その他衣料 585億5,101万円(前年比1.0%減)

紳士衣料は、気温が高かったことに加え、販促効果からスラックス、カジュアルパンツ、Tシャツは好調だが、ネクタイは不調。
婦人衣料は、高気温と販促効果からTシャツ、パーカー、カーディガン、パンツは好調だが、スカートは不調。
その他衣料・洋品は、高気温と販促効果から肌着、水着、ゆかたは好調だが、子供服の動きは鈍かった。