http://www.duskin.co.jp/ir/library/result/index.html
それによると、
- 売上高 :1,681億6,300万円(前年同期比1.7%減)
- 営業利益 :91億9,700万円(同6.5%減)
- 経常利益 :110億2,700万円(同5.0%減)
- 当期純利益 :60億9,200万円(同32.9%増)
決算短信によると、「クリーンケアグループ」の家庭市場は、フロアモップ「LaLa」と置き型式掃除機「ダストクリーナー」を使った“お手軽本格おそうじ”という新しい掃除のスタイルを普及、浸透させることに注力しました。テレビCM他各種広告媒体を活用した広告販促に加え、ショッピングセンター等での体感デモンストレーションをはじめとする訴求活動を継続的に行ったことで、「LaLa」及び「ダストクリーナー」の売上は順調に増加しました。しかしながら「LaLa」の販売初年度であった前期と比べると、付属品の売上が減少したこと、また、ハンディモップの売上が減少したこと等で、モップ商品全体では前期売上を下回ったことにより、家庭市場のダストコントロール事業全体の売上は前期を下回りました。
事業所市場では、依然として厳しい環境が続き、全体の売上高は前期を下回りました。しかしながら、昨年6月に発売した「スマートディスペンサーAUTO(薬用泡ハンドソープ、便座除菌泡クリーナー用の薬剤自動抽出器)」が好調に推移した化粧室周り商品の売上が増加したこと、清掃用具レンタルに清掃サービスや害虫駆除、衛生管理サービス等を加えたオーダーメイドの総合提案を繰り返し行う地道な営業が奏功したこと等で、マットを中心とするダストコントロール商品の売上減少幅は前期に比べ縮小しました。
またユニフォームサービス事業、高齢者向け支援サービスのホームインステッド事業は、それぞれ前期の売上高を下回りました。
以上の結果、クリーンケアグループ全体の売上高は1,090億5,700万円(前期比2.8%減)、営業利益は143億8,000万円(同4.3%増)。
なお、支店で営業活動に従事する個人事業主の独立性をより高めるために契約形態を変更したことによる当期の減収影響が約19億円あります。従って、前期と同条件で比較した場合、売上高は実質的には約12億円の減収となります。この契約形態の変更による営業利益への影響はありません。
創業50周年を迎える平成26年3月期(次期)は、これまでの50年の感謝の気持ちをお客様に伝えると同時に、お客様の暮らしがより快適なものとなるよう“ダスキン”のことを更に知っていただくために、フランチャイズ加盟店を含む当社グループ一丸となって統一謝恩活動に取り組むと共に、中期経営方針に掲げた戦略、施策を着実に実行することで増収を目指す、としています。