2014年10月22日

9月のチェーンストア販売、衣料品2.6%減

日本チェーンストア協会が平成26年9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数60社(店舗数9,262店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆155億1,450万円(前年同月比1.0%減)でした。
概況としては、9月は食料品は、相場高の農産品や畜産品のほか、惣菜は好調だったものの、低気温に
より、その他食品が不調、衣料品、住関品も伸び悩んだため、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、6カ月連続のマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は850億4,381万円で、前年同月比2.6%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  144億3,157万円(前年比1.3%減)
婦人衣料  268億6,782万円(前年比1.8%減)
その他衣料 437億4,442万円(前年比3.5%減)

紳士衣料は、カジュアルシャツ、シニア向けポロシャツの動きは良かったが、スーツ、ジャケット、ス
ラックス、カジュアルパンツなどは不調だった。
婦人衣料は、ジャケット、カーディガン、ブラウス・シャツ、カジュアルシャツ、ジーンズは伸長した
ものの、フォーマル、カットソーなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供用パジャマ、子供用キャラクターTシャツ、ストールなどの秋
冬物服飾雑貨、婦人靴などは好調だったが、紳士・婦人肌着、レイングッズは不調だった。