2020年5月21日

4月のチェーンストア販売、衣料品53.7%減

日本チェーンストア協会が2020年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数10,770店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆162億4,982万円(前年比4.5%減)でした。
概況として4月は、政府からの外出自粛要請が出されたこともあり内食化需要が増え食料品は好調だったが、衣料品、住関品は自粛休業している店舗もあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は375億7,395万円で、前年同月比53.7%減でした。
部門別では、
紳士衣料  56億4,495万円(前年比61.2%減)
婦人衣料  85億1,359万円(前年比59.6%減)
その他衣料 234億1,541万円(前年比48.6%減)

紳士衣料は、ポロシャツなどはまずまずの動きだったものの、スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、アウターなどは苦戦した。

婦人衣料は、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、フォーマル、スーツ、スラックス、ニット、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人リラクシングウェア、子供ロングパンツ、ハンカチ・手袋、レイングッズ、子供靴などの動きは良かったものの、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、ストッキングタイツ、スクール関連、ベビー用品、ビジネスシューズ、帽子、紳士鞄、婦人バッグなどの動きは鈍かった。