2020年8月21日

7月のチェーンストア販売、衣料品13.4%減

日本チェーンストア協会が2020年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数10,823店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆806億9,195万円(前年比2.6%増)でした。
概況として7月は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出自粛、テレワークなどによる内食化需要が増加し食料品は好調だった。衣料品は外出自粛の影響もあり苦戦したが、住関品は巣ごもり需要もあり好調だったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は652億7,562万円で、前年同月比13.4%減でした。
部門別では、
紳士衣料  113億1,990万円(前年比11.6%減)
婦人衣料  189億3,571万円(前年比17.8%減)
その他衣料 350億2,001万円(前年比11.4%減)

紳士衣料は、カジュアルパンツ、カジュアルシャツなどはまずまずの動きだったが、スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、ポロシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、クールレギンズパンツ、カジュアルシャツなどはまずまずの動きだったが、フォーマル、スーツ、ブラウスなどは不調に終わった。

その他衣料・洋品は、紳士インナー、紳士・婦人スウェットスーツ、ファッションマスク、レイングッズなどはまずまずの動きだったものの、紳士・婦人パジャマ、子供服、紳士・婦人・スクール水着、浴衣、甚平、ベビー服、帽子、ストッキング、婦人バッグなどの動きは鈍かった。