日本チェーンストア協会が2024年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数47社(店舗数9,210店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆348億1,520万円(前年比4.7%増)でした。
概況として6月は、食料品は節約志向から買上点数減少が続いている中、農産品の相場高や店頭価格上昇によりまずまずの動きだった。衣料品は天候不順の影響もあり動きが鈍かったが、住関品の動きが良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は552億5,568万円で、前年同月比2.2%減でした。
部門別では、
紳士衣料 93億5,755万円(前年比7.8%減)
婦人衣料 137億6,734万円(前年比1.2%増)
その他衣料 321億3,079万円(前年比2.0%減)
紳士衣料は、ドレスシャツ、半袖カッターシャツ、ポロシャツ、UVアウター、カジュアルパンツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、ジャケット、スラックス、ショートパンツ、カジュアルシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、セットアップ、カジュアルシャツ、ブラウス、UVアウター、カジュアルパンツ、カットソー、レギンスパンツなどの動きはまずまずだったが、フォーマル、キャラクターTシャツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、カジュアルシューズ、紳士ベルト、ネクタイ、日傘、帽子、手袋、レイングッズなどはまずまずの動きだったが、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人肌着、婦人ブランド下着、婦人水着、スクール水着、子供服、ベビー服、ストッキング、靴下などの動きは鈍かった。