2024年7月24日

リネンサプライ市場調査、矢野経済

株式会社矢野経済研究所(本社東京、水越孝社長)は、リネンサプライ市場に関する調査を実施しました。

調査によると、2023年度の国内リネンサプライ市場規模(事業者売上高ベース)は、前年度比108.5%の4,551億円と3年度連続の回復となっています。経済回復に伴い、リネンサプライ業界においては、ホテルリネン分野が好調に推移。エリアごとに差はあるものの、宿泊・観光施設ではインバウンド需要のほか、これまでコロナ禍で控えていた国内旅行需要が回復し、県内・近郊からの利用者も戻っており、安定した稼働が続いている、としています。

2024年度の国内リネンサプライ市場規模は前年度比104.6%の4,760億円とプラスで推移すると予測。好調のホテルリネン市場が、引き続きリネンサプライ市場をけん引する見通しですが、ダイアパー、貸おしぼり、ダストコントロールはプラス要素に乏しく、減少傾向で推移していくと予測しています。