2024年7月18日

ユニフォームレンタル市場調査、矢野経済

株式会社矢野経済研究所(本社東京、水越孝社長)は、国内のユニフォームレンタル市場を調査した「2024 ユニフォームレンタル市場における主要企業実態調査」を実施しました。

同調査によると、2023年度のユニフォームレンタル市場規模は、レンタル事業者売上高ベースで前年度比1.4%増の925億円。新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことに伴い、インバウンド需要や観光業を中心として経済活動の回復が加速したことが要因と考えられるとしています。

2024年度も好調が続き、特に値上げなどによる売上増加が市場規模拡大に影響すると考えるとしていますが、2025年度はその勢いが落ち着き、同市場規模は横ばいから微減で推移すると予測。要因としては、一定の回復を見せたユニフォームの需要で分野ごとに差が生じてきており、特に自動化や省人化を進めている分野においてはユニフォームそのものの在り方や必要性の見直しが進められ、コスト削減の対象にされている事例が散見されるようになっていることが挙げられるとのこと。