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調査対象百貨店86社271店のデータをまとめたもので、売上高総額は約7,420億円、前年同月比で5.0%の減少でした。22カ月連続で前年同月比マイナスとなりましたが、5%以下の減少幅は平成20年9月以来15カ月ぶり。
12月の売上の特徴としては、
低価格商材やセールの拡大による客単価下落などのマイナス要素がある一方、歳暮商戦が比較的堅調に推移したこと、消費者の巣ごもり傾向でおせちやクリスマスケーキが好調であったこと、カード会員や友の会など固定客に向けた販促策が積極展開されたこと、気温低下で防寒アイテムの動きが良かったこと、外国人売上が大幅に伸びたこと等のプラス要素から、前月(−11.8%)に比べ売上減少幅は大きく改善する結果となった。と分析しています。
衣料品を見てみると、売上高は2,105億6,350万円で、前年同月比6.8%減でした。衣料品は30カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
- 紳士服・洋品 495億9,142万4千円(前年比8.1%減)
- 婦人服・洋品 1,291億899万2千円(前年比5.9%減)
- 子供服・洋品 141億4,517万2千円(前年比9.3%減)
- その他衣料品 177億1,791万2千円(前年比7.2%減)