2010年1月26日

12月のチェーンストア販売、衣料品2.2%減

日本チェーンストア協会が12月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数68社(店舗数8,216店)の販売データをまとめたもので、概況としては、各種販売促進策の強化に加え、中旬後半から下旬はじめにかけての全国的な気温の低下の影響から衣料品、住関品の一部に動きが見られたものの、給与・ボーナスの減少、失業率の高止まり等厳しい雇用・所得環境や先行き不安感を背景とする生活者の節約志向が強く、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は13カ月連続のマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,419億5,192万円で、前年同月比2.2%の減少。前月比は16.9%増でした。
部門別では、
紳士衣料  285億7,794万円(前年比4.8%減)
婦人衣料  363億4,745万円(前年比7.0%減)
その他衣料 770億2,653万円(前年比1.3%増)

紳士衣料は、コート、ジャケット、セーターは不調だが、販促効果もあってスーツ、フォーマルは好調。
婦人衣料は、ブラックフォーマルは好調だが、コート、ジャンパー、パンツは不調。
その他衣料・洋品は、機能性を中心としてインナーや、ショーツ、婦人マフラー、婦人帽子は好調だが、男児・女児衣料の動きは鈍かった。