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調査対象百貨店86社271店のデータをまとめたもので、売上高総額は約5,700億円、前年同月比で5.7%の減少でした。23カ月連続で前年同月比マイナスとなりましたが、減少率は2カ月連続で5%台で横ばい。
1月の売上の特徴としては、
年始休暇が一日減少したことやクリアランスセールの12月への一部前倒しなどのマイナス要素がある一方、特選輸入雑貨や宝飾・高級時計など高額品の動きが戻ってきたこと、巣ごもり消費を反映して食料品や家庭用品が比較的堅調に推移したこと、複数の店舗で閉店売尽しセール等の特殊要因があったこと、外国人売上が3カ月連続で二桁の伸びを示したこと等のプラス要素が報告されている。と分析しています。
衣料品を見てみると、売上高は2,438億9,429万5千円で、前年同月比8.5%減でした。衣料品は31カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
- 紳士服・洋品 484億8,508万7千円(前年比8.4%減)
- 婦人服・洋品 1,612億1,400万8千円(前年比8.7%減)
- 子供服・洋品 173億1,211万7千円(前年比11.0%減)
- その他衣料品 168億8,128万3千円(前年比4.4%減)