工場から出た油分を含む汚泥を不法に下水道に捨てたとして、静岡県警沼津署は2月11日、株式会社地球環境秀明の社長を逮捕しました。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20100211-OYT8T00907.htm
読売新聞によると、同社社長は社員ら3人と共謀し(社員らは8日に逮捕)、昨年5月、6月に3回、岐阜県内のクリーニング工場(産経ニュースによると工業用ふきん洗浄工場)から出た引き取った油分を含む汚泥を公共汚水槽に捨てた疑いが持たれています。
毎日新聞が伝えたところによると、地球環境秀明が浄化設備を工場に納入したが、うまく機能せず、引き取った汚泥の処理に困り、下水道に流したとみているとのこと。この工場を経営する会社は「5年前に浄化設備の設置を依頼したが、契約通りの処理能力がなかった。裁判で損害賠償を求めている」と報じています。
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100209ddlk22040255000c.html
同社は、複合発酵技術を用いた排水リサイクルシステムをリネン工場などに提案していました。