2010年2月18日

ランドリー工場の省エネ勉強会

有限会社共栄産業(本社東京、北川幸一社長)は2月18日、東京で「ランドリー工場省エネ勉強会」を開催しました。省エネに関心の高いリネンサプライヤーなど約20名が参加しました。


勉強会ではまず同社北川社長が、ヨーロッパのランドリー業界の現状と省エネ化が進んだ背景について講演。光熱費の削減に成功した企業グループが大幅な躍進を果たし、勢力図までもが変わったヨーロッパの実情を工場の実例を取り上げながら解説しました。

現在、ヨーロッパの工場で省エネ対策で広く普及している設備のひとつに、連洗の排水を熱交換する廃熱回収装置「EMSエコローター」があります。昨年から国内でも導入が始まりましたが、同社深谷康弘氏が実際に採用された工場のデータや施工写真を使いながら現場の状況を報告しました。

また共催したゲンブ株式会社の山田亮二部長が、廃熱回収装置を連洗に設置したことで洗濯工程がどのように変化したか、洗剤メーカーの立場から説明を行いました。

同社では定期的に省エネ勉強会を開いていくとしています。