日本チェーンストア協会が1月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数68社(店舗数8,208店)の販売データをまとめたもので、概況としては、前月の各種販売促進策の強化による需要の先取りに加え、給与の減少、失業率の高止まり等厳しい雇用・所得環境並びに先行き不安感を背景とする生活者の生活防衛意識や低価格志向から苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は14ヵ月連続のマイナスとなった、と分析しています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,303億9,152万円で、前年同月比8.7%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料 258億5,123万円(前年比11.1%減)
婦人衣料 360億1,006万円(前年比11.6%減)
その他衣料 685億3,023万円(前年比6.2%減)
紳士衣料は、ワンマイルウェアは好調だが、コート、ジャケット、セーターは不調。
婦人衣料は、スーツは好調だが、コート、フォーマル、ジャケット、ジーンズ、セーターは不調。
その他衣料・洋品は、学生服、子供パジャマ、婦人帽子は好調だが、男児、女児衣料は不調。