2011年2月9日

外国人研修生の実体験を小説に

株式会社セルクル(本社福島県須賀川市)の鈴木和幸社長が、このほど出版した小説「さよなら」をasahi.comが紹介しています。
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001102090002

小説「さよなら」は日本のクリーニング工場で働く中国人研修生をめぐる物語。2005年から約3年間、自社工場に外国人研修生を受け入れた鈴木社長の実体験をもとにしているということです。

物語は、慢性的な人手不足に悩まされている東京のクリーニング会社が舞台。業界紙の広告で見つけた仙台市の研修生受け入れ機関に連絡し、思い切って研修生受け入れたが、突然の帰国、その後の行政をも巻き込んだ騒動を描いています。物語に登場するあくの強いキャラクターも、実在の人物がモデルになっているとのこと。

この記事の中で鈴木社長は「クリーニング業界は裏街道を行く人があまりにも多い。ごまかしや不正がはびこっている現状をなんとかしたい」と話しています。