2018年10月27日

白洋舍が第3四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2018年12月期第3四半期の連結業績(2018年1月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :380億1,100万円(前年同期比0.1%増)
  • 営業利益  :9億6,500万円(同27.8%減)
  • 経常利益  :10億4,300万円(同27.0%減)
  • 四半期純利益:5億6,800万円(同44.9%減)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業は、6月から人件費等の上昇を背景に、主要なクリーニング品目について、11年ぶりの値上げを実施しましたが、併せて「品質保証新宣言」を発表し、より一層の品質・サービスの向上に努めています。
8月からは、衣類を透過する紫外線を減少させる「UVカット加工」をオプションサービスとして導入する等、 夏物衣料のクリーニング需要の喚起に努めましたが、猛暑の影響により来店客数が減少したこと等から、クリーニング事業の売上高は181億3,900万円(前年同四半期比0.8%減)、セグメント利益(営業利益)は8億9,000万円 (同8.9%減)でした。

レンタル事業のリネンサプライ部門は、都心における高級ホテルの稼働は堅調に推移しましたが、取引先ホテルの休館等の影響に加え、大阪府北部地震の影響により大阪地区のホテル稼働率が低下したこと等から、微増収に留まりました。
ユニフォームレンタル部門は、ナショナルチェーンや食品関連企業からの需要の増加等が、売上増に寄与しました。
これらによりレンタル事業の売上高は174億8,000万円(同1.9%増)となりましたが、工場設備の増強等に伴う減価償却費の増加や人件費、運送費、光熱費等の上昇等から、セグメント利益は10億8,800万円(同13.3%減)となりました。

その他事業においては、連結子会社においてクリーニング機械等の売上が減少したこと等から、売上高は38億200万円(同6.3%減)、セグメント利益は1億6,800万円(同0.8%減)でした。