2018年10月25日

9月のチェーンストア販売、衣料品5.6%減

日本チェーンストア協会が平成30年9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数58社(店舗数10,318店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆363億8,274万円(前年比1.9%増)でした。
概況として、9月は食料品は農産品の相場高の影響もあり好調だった。一方、衣料品は苦戦したが、住関品の動きがまずまずだったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、プラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は715億4,780万円で、前年同月比5.6%減でした。
部門別では、
紳士衣料  119億1,388万円(前年比6.5%減)
婦人衣料  198億9,273万円(前年比7.7%減)
その他衣料 397億4,119万円(前年比4.1%減)

紳士衣料は、スーツ、ドレスシャツ、半袖ポロシャツ、ショートパンツなどの動きは良かったものの、ジャケット、スラックス、アウターなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、マニッシュスーツ、カットパンツ、ジーンズなどの動きが良かったが、サマーフォーマル、ブラウス、レギンス、カジュアルシャツ、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人肌着、婦人下着、男児・女児パジャマ、子供インナー、レイングッズ関連、婦人サンダル、婦人バッグ、帽子類などの動きは良かったものの、紳士ホームウェア、女児スカート、女児秋物長袖、浴衣などの動きは鈍かった。