日本チェーンストア協会が2019年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数10,456店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆26億2,695万円(前年比0.5%減)でした。
概況として、6月は食料品は、農産品の相場安の影響などもあり動きが鈍かった。衣料品、住関品も、天候不順の影響もあり動きが鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は761億7,442万円で、前年同月比4.3%減でした。
部門別では、
紳士衣料 148億5,335万円(前年比8.7%減)
婦人衣料 187億9,394万円(前年比8.1%減)
その他衣料 425億2,713万円(前年比0.8%減)
紳士衣料は、スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、ベストなどの動きは良かったが、ショートパンツ、ポロシャツ、Tシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ブラウス、羽織シャツなどの動きは良かったものの、フォーマル、スラックス、カットソー、ボトムなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、婦人・子供インナー、女児服、子供靴下、婦人カジュアルシューズ、パラソルなどの動きは良かったが、紳士・婦人・子供パジャマ、男児服、ベビーインナー、婦人ストッキングタイツ、子供サンダルなどは不調に終わった。