2021年2月15日

白洋舍、売上高391億4,600万円

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2020年12月期の連結業績(2020年1月1日から12月31日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :391億4,600万円(前年同期比22.1%減)
  • 営業利益  :△47億4,200万円(-)
  • 経常利益  :△44億3,900万円(-)
  • 当期純利益 :△31億5,900万円(-)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業は、新型コロナウイルス感染拡大を背景とする外出自粛や、在宅勤務・テレワークといった就業スタイルの普及により、ビジネスウェアやおしゃれ着のクリーニング需要が一層減少。また、冬物衣料の衣替えに伴いクリーニングの需要が高まる4月に発出された緊急事態宣言を受けて店舗及び集配ルートの休業対応を行ったほか、4月以降も出店先であるデパート、駅ビル等の臨時休業が続いたこと等により営業活動の縮小を余儀なくされました。
こうしたなか、感染拡大収束後の業績回復も展望し、サービス店舗の閉鎖や工場の再編といった構造改革を加速するとともに、ネット宅配クリーニングの利便性向上や、集配ルートスタッフの機能強化等に取り組み、新常態(ニューノーマル)に対応した営業チャネルの拡充にも努めています。
クリーニング事業の売上高は185億3,800万円(前年比19.4%減)、セグメント損失は12億2,000万円となりました。

レンタル事業のリネンサプライ部門は、入国制限に伴うインバウンド需要の消滅等により得意先ホテルの稼働率が大幅に低下したほか、ユニフォームレンタル部門も、外出自粛や休業要請等により、テーマパークや外食産業等の法人顧客からのこ利用が減少。
レンタル事業の売上高は、新規ホテルの開業やGo To トラベルキャンペーンによる効果等によ り、需要は一時的に持ち直しの動きが見られたものの、173億5,600万円(同26.9%減)でした。セグメント損失は19億3,400万円。

クリーニング業務用の機械・資材や、ユニフォーム等の販売を行っている物販販売事業は、売上高は7億2,900万円(同14.4%減)、セグメント利益は1億2,000万円(同49.8%減)。

モップ・マットのレンタルや、店舗・オフィスの清掃・建物管理等を手がけるクリーンサー ビス事業など、その他事業の売上高は20億600万円(同6.9%減)、セグメント損失は4,000万円でした。