2021年2月12日

クリーニング業の経営実態調査、帝国データバンク

株式会社帝国データバンクはクリーニング業者1,833社の経営実態調査結果を発表しました。

2015年度から2019年度決算の収入高が判明したクリーニング業者1,833社(法人・個人事業主)を抽出し、収入高、規模別、地域別、業歴別について分析したもの。

今回の調査結果で、2015年度から2019年度の5期連続で収入高が判明した1,833社を対象に収入高合計を比較すると、4期連続で前年度比増加となり、2019年度の収入高合計は4,245億4,600万円。

新型コロナの影響が本格的に表れたとみられる6月〜9月を決算とする企業で、2018年から2020年の収入高が、比較可能な432社をみると、2019年6~9月期は、減収企業が75社(構成比17.4%)だったのに対し、2020年6~9月期は減収企業が353社(同81.7%)と8割強を占めるなど、新型コロナの影響で、テレワークが増えたことに伴い、ワイシャツやスーツなどのクリーニング需要が減少し、収入高が悪化した企業が大幅に増加したことが明らかとなったとしています。