2013年10月31日

白洋舍が第3四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成25年12月期第3四半期の連結業績(平成25年1月1日から平成25年9月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :335億5,200万円(前年同期比1.0%増)
  • 営業利益  :8億9,500万円(同45.1%増)
  • 経常利益  :10億4,400万円(同61.1%増)
  • 四半期純利益:8億1,700万円(同320.4%増)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業は、中長期的に需要が減少する傾向にあるが、「新規のお客さまを増やす・継続してご利用いただく・より多くご利用いただく」ことを柱として、新規店舗の開設やアパレルメーカー他異業種・他企業とのアライアンスを強化し、お客さまとの接点拡大を図った。
また、新たなサービスとして3月より、高級素材品や毛皮・皮革製品等を対象とした「プレミアム保管」、ブーツ3足のクリーニングと保管をセットにし宅配便で取扱いする「おまかせブーツパック」の取扱いを、7月からはクリーニング業界では初となるスウェーデンで開発された環境及び肌にやさしい抗菌防臭加工剤「ポリジン」を使用した「ポリジンウォッシュイン加工」の取扱いをそれぞれ開始。
これらの結果、売上高は174億6,300万円(前年同四半期比2.3%増)、セグメント利益(営業利益)は8億1,200百万円(同25.3%増)でした。

レンタル事業のリネンサプライ部門は、都心部高級ホテルの稼働が高い水準で推移したほか、海外からの訪日旅行客の回復などにより、リゾート部門でも稼働が持ち直したことから、堅調に推移。
ユニフォームレンタル部門も、食品関連企業の新規獲得や都心部における外食産業の需要回復に支えられ概ね順調に推移。
これらの結果、売上高は134億3,200万円(前年同四半期比2.9%増)、セグメント利益(営業利益)は7億9,800万円(同15.8%増)でした。

その他事業のうち、事業所及び家庭用モップ・マット等を供給するケミサプライ部門においては、新規開拓、レンタル事業とのクロスセリングの強化を行ったが、増収には結びつかず、加えて、連結子会社におけるユニフォーム販売が減少したことから、その他事業合計での売上高は41億3,400万円(前年同四半期比2.3%減)、セグメント利益(営業利益)は1億2,900万円(同5.0%減)でした。