2013年10月9日

原発事故の間接被害で集団訴訟

東京電力福島第1原発事故で、福島県内の取引先が事業縮小したり、廃業したりして損害を受けたとして、宮城県内の4業者と個人1人が東電を相手取り、計約3千万円の損害賠償を求めて仙台地裁に提訴しました。共同通信が伝えています。
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013100801002124.html

提訴したのは、原発近くの病院に寝具などをリースしていた業者など。

原発事故の被害補償について、直接の被害者と一定の取引があった第三者に生じた損害を「間接被害」と規定し、要件を満たした場合、東電の補償を受けられますが、提訴した業者らは受けられなかったとのこと。「間接損害」に対して、賠償を求める集団訴訟は全国で初めてだとしています。