東日本大震災で被災した宮城県塩釜市内の37事業所でつくる「塩釜市商業再生グループ」が、浦戸諸島の住民を対象に生活サポート事業を始めた、と河北新報が伝えています。
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20131005_02.htm
塩釜市商業再生グループのなかの、佐藤クリーニング商会は8月から浦戸諸島の桂島を中心にした事業を開始。経営する佐藤静夫さんらが週2回、市営汽船で島に渡ってクリーニングサービスを行っているとのこと。クリーニングする品物は無償で取り次ぎ業務を引き受けてくれた現地の商店に集めてもらうとともに、佐藤さんらが現地で車を借り、布団など大きな物を集配したり高齢者宅を回ったりする活動も続けているそうです。
これまでクリーニングに出すには本土へ渡るしかなかったため、離島の住民には好評とのことです。