2009年1月11日

介護施設火災、タオルが発火?

大晦日のブログで、オイルなどが付いた洗濯物が乾燥機の中で発火する事故が増加していることを取り上げました。またそれに関連すると思われる事故がおきています。

昨年12月26日、福島県いわき市の高齢者介護施設で5人が死傷した火災が発生。当初、火元とみられる1階のリネン室には火の気はなく、漏電の形跡も確認されず、実況見分では原因不明でした。
しかし、リネン室でアロマオイルを使用したマッサージで使われたタオルが保管されていたことが、いわき東署といわき市消防本部の調べでわかりました。タオルの自然発火の可能性も含めて、分析を進めています。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090109-OYT8T00928.htm

読売新聞によると、施設では入所者にアロマオイルを使ったマッサージを行っており、この際に使ったタオルは、洗濯し、乾燥機にかけた後、リネン室に保管していたそうです。昨年には、乾燥機で乾燥中のタオルが焦げたことがあったということです。
火災当日もタオルを乾燥機にかけており、同署などは乾燥されたタオルに残っていたオイルが化学反応で自然に発火した可能性も視野に入れ、原因を調べていると報じています。