環境省は、平成19年度水質汚濁防止法等の施行状況について取りまとめました。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10586
それによると排水規制の対象となる特定事業場の数は280,555(平成20年3月末時点)。そのうち「洗たく業」は24,006事業場でした。内訳は、一日当たりの平均排水量50立方メートル以上の事業場数が502、50立方メートル未満が23,504となっています。
業種別にみると「洗たく業」は旅館業、畜産農業、自動式車両洗浄施設についで4番目に多い数です。
特定事業場に対する立入検査は約4万7千件、行政指導は約8千4百件ありました。
その結果、公共用水域への排出に係る特定施設の構造や使用の方法、汚水等の処理方法に関する改善命令の件数は全体で27件あり、うち「洗たく業」は4件。排水基準違反の件数は全体で11件、うち「洗たく業」は1件でした。