2009年1月10日

光生舎が環境大臣賞

環境省の「平成20年度容器包装3R推進環境大臣賞」が先ごろ発表され、小売店部門の最優秀賞に株式会社光生舎(本社札幌市、鈴木淳社長)が選ばれました。同社は札幌市を中心にクリーニング店「ピュア」を展開、ハンガー回収やノー包装、お持ち帰り袋の削減など「ECO推進サービス」の取り組みが評価されました。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10585

環境省の発表によると、同賞は容器包装廃棄物の3R推進に資する活動の奨励・普及を図るため、平成18年度に設置。今回で3回目となります。

光生舎の取り組み概要は、エコロジカルな視点・発想を取り入れ、その一環として「ECO推進サービス」を積極的に実施、環境保護の貢献活動を展開。
  • 【ハンガー回収】ハンガーを針金からプラスチック製に変更。ECOカードを導入し、ハンガー回収に伴いポイントを付与。
  • 【ノー包装】平成18年6月から「ノー包装」を開始。平成20年4月よりハンガー回収と同様、ECOカードにてポイントを還元。
  • 【お客様お持ち帰り袋の削減】平成20年4月から、エコバッグ持参もしくは「持ち帰り袋(クリーニング袋)」を必要としない時は、ECOカードにてポイントを還元。貯まったポイントで同社オリジナルのエコマイバッグとの交換も実施。
受賞理由は次のとおり。
  • クリーニング業では商品の包装は必要不可欠とされてきたが、クリーニング袋の提供辞退者には、ハンガーに掛けて仕上がったクリーニング品にビニール袋をかけず渡す取組を実施しているのは、大変先進的と評価される。
  • マイバッグ持参によるレジ袋削減とともに身近にできる家庭ごみの発生抑制(リデュース)方策の一つとして、環境に配慮した行動を実践する契機となることを期待。
クリーニング業界全体として、さらに環境への配慮が進むことを期待したいですね。