2009年12月22日

11月のチェーンストア販売、衣料品14.4%減

日本チェーンストア協会が11月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数68社(店舗数8,185店)の販売データをまとめたもので、概況としては、雇用・所得環境が厳しいこと及び先行き不安感を背景に生活者が節約志向を一層強めている中で、気温が全国的に高めに推移したため季節商材を中心に動きが鈍かったことに加え、土曜日が1日少なかったこともあって、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は12ヵ月連続のマイナスとなった、 と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,214億6,359万円で、前年同月比14.4%の減少。前月比は8.6%増でした。
部門別では、
紳士衣料  265億4,872万円(前年比9.3%減)
婦人衣料  376億4,024万円(前年比8.5%減)
その他衣料 572億7,463万円(前年比19.9%減)

紳士衣料は、パンツ、ワンマイルウェアは好調だが、気温が高くコート、ジャケット、セーターは不調。
婦人衣料は、Tシャツは好調だが、気温が高くコート、ジャケットは不調。
その他衣料・洋品は、インナーは機能性を中心に好調だが、婦人靴下、男児衣料、紳士靴、手袋・マフラーなどの季節服飾品は不調。雨の日が多く傘の動きは良かった。