株式会社J.D.パワー アジア・パシフィックは「2009年日本ホテル宿泊客満足度調査」の結果を発表しました。
http://www.jdpower.co.jp/press/index09.html
日本全国のホテルグループ・チェーン141ブランドを対象に、宿泊者のホテルでの経験やサービスに対する満足度を調べるもので、今年で4回目となります。直近1年間に宿泊したホテルについて2009年8月にインターネット調査を実施し、32,704人から回答を得ました。
1泊の正規宿泊料金をもとに「35,000円以上」「15,000円以上35,000円未満」「9,000円以上15,000円未満」「9,000円未満」の4つの部門に分け、それぞれで「予約」「チェックイン/チェックアウト」「客室」「F&B(料飲)」「ホテルサービス」「ホテル施設」「ホテルスタッフ」「料金」について宿泊客満足度を測定しています。
各部門のベスト3は次の通り。
■1泊35,000円以上部門
1.ザ・リッツ・カールトン
2.帝国ホテル
3.パン パシフィック
■1泊15,000円以上35,000円未満部門
1.ロイヤルパークホテルズ
2.アソシアホテルズ&リゾーツ
3.リーガロイヤルホテル
■1泊9,000円以上15,000円未満部門
1.リッチモンドホテルズ
2.富士屋ホテル
3.ホテル モントレ
■1泊9,000円未満部門(1位同数)
1.コンフォート
1.スーパーホテル
3.ドーミーイン
今回の調査では、一泊一室あたりの宿泊料金は4部門すべてにおいて昨年よりも1割程度下落しており、業界全体での価格競争の進行がうかがえるとしています。また、随所でサービス力は高まり、すべての部門において宿泊客満足度は昨年よりも向上しました。
宿泊先を決める際は、再宿泊の意向の低い顧客は価格を、意向の高い顧客はホテルの魅力を重視する傾向にあるとしています。