株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平年廣社長)が住宅地や商業地で建築基準法が禁じる引火性溶剤を使用していた問題で、福岡市が年明けに改善計画書を提出するよう指導しました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091228-OYT1T01136.htm
読売新聞によると12月28日、市職員がきょくとう本社を訪れ、担当者から聞き取りを実施。移転やほかの溶剤への切り替えで対応するとの説明を受けたそうです。
ただ、移転などには時間がかかることから、同社は当面、従来の溶剤を使う方針。少量ずつ仕入れたり、安全な場所に保管したりして危険を回避するようにしているとしています。
29日に市内の6工場で、溶剤の保管状況などを立ち入り調査するとのこと。
また福岡市の吉田宏市長は違法操業を放置していたことについて謝罪しました。
http://www.tvq.co.jp/news/news.php?did=5261
TVQ九州放送が伝えたところによると、吉田市長は会見で、福岡市と消防や保健所などとの縦割り行政によって、事態が放置されていたと説明し、謝罪したそうです。